ダニエラ・カポーニャ/吉岡美世のコラムスペイン・イタリアを活動の中心とするオリーブオイル研究の第一人者であるダニエラ。日本のオリーブオイル事情について精通している吉岡。東西の二人のオリーブオイルのプロフェッショナルによるブログ。オリーブの樹やオリーブオイルについての最新情報や役立つオリーブ情報を提供してゆきます。 |
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イタリア国内のレストランなどで
「オリーブオイルを提供する際にはボトルからサービス又はボトルのままテーブルに置く」と言う条例が昨年施行されました。
この条例の第1の目的は、生産者や商品の保護にあるようです。
それまでは他の容器に移し替えてサービスしていたため、悪質な店では安価なオリーブオイルを高価な物と偽ったり、他の油脂を混ぜたりという事が当たり前のように行われていたようです。そのため、名前を勝手に使われた生産者はそれによって評判を落としてしまったりしていました。
さて、その後どうなったかというと… 考え無くとも結果は予測できますよね。正直に従う店よりも空のボトルに他のオリーブオイルを入れる店の方が多いらしいです。やっぱり…
しかし、生産者側も防止策を色々と考えているようで、その一つに注ぎ口に再注入できないキャップを付けるなど頑張っているようです。
ただ、これらはコストの掛かるもので小規模な生産者などは使う事が出来ないのが現状のようです。
まあ、悪い事ばかりではなく、正しくオリーブオイルをサービスしているレストランでは、ボトルでサービスすることによって、
「説明がしやすくなった」「違う角度からの会話が生まれた」
また、お客様側からは、
「自分の食べたオリーブオイルの情報が得られる」「買うときや料理をするときの参考になる」
など良い評価も出ているようです。
いずれにしても、オリーブオイルが素晴らしく美味しいものであるが故起こった騒動ですよね。
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