ダニエラ・カポーニャ/吉岡美世のコラムスペイン・イタリアを活動の中心とするオリーブオイル研究の第一人者であるダニエラ。日本のオリーブオイル事情について精通している吉岡。東西の二人のオリーブオイルのプロフェッショナルによるブログ。オリーブの樹やオリーブオイルについての最新情報や役立つオリーブ情報を提供してゆきます。 |
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イタリア・ヴェローナでワインの見本市Vinitaly(ヴィニタリー)と同時開催のSOLオリーブオイルの見本市とSOLd’oro賞が発表されました。
2006.4.7
10:00AM 会場に到着。人混みが一山入り口に出来ていました。
「うわー今年も来たなぁ」と懐かしいような、気分も盛り上がってきました。入場券を首にかけると何となく特別な人になったような気分に!
さあ、いざ会場へ!!と、扉を開けようとした途端!!なんと、あのアンジェロ・ガイヤが!! I氏に抱きつき、あいさつ。ついでに私にも満面の笑みで握手をしてくれました。(アリガタヤ、アリガタヤ? 写真とれば良かった…)
もともとワインが主の見本市なので、正直オリーブオイルのブースは静か… でも、ワインと同じく一昨年頃から南のブースが勢力を広げています。
今年のSOLはシチリア州がイニシアチブを握って(?)入り口から中央を占拠! Piazzinaではシチリアの伝統的な人形劇(PUPI)も披露し、力を入れていました。
日本のインポーターさんは情報に非常に敏感で今年賞を取った生産者は既にインポーターさんが決まっていました。まぁ、一消費者としたら日本にいながらにして、おいしいオリーブオイルを食べることができるのですが…
生産者の多くは、半永久的な契約をインポーターさんに期待しています。しかし、日本の状況を考えると…
そうなると彼らの視点は中国へむいて行きます。今年はそれを昨年以上に感じました。
正直、日本と中国の人口数は数倍も違います。現に、チーズや豚肉など消費量が急激に増大し供給が間に合わない状態と言われています。でも!!!!
私達がイタリアに求めているのはSLOW FOODですよね??
祈りに近いのですが、急速な情報や変化でイタリアは変わって欲しくない!!特に、職人技と言われる農業・工業は不変であって欲しいと心から願っています。お願い!!
2006.4.8
2日目 少し落ち着いてブースを回ることにしました。
イタリアは20州からなりそれぞれの州がそれぞれ本当にバラエティ豊かな文化を生み出し、はぐくんできました。
「おらが村一番」的な考えはありますが、それを疑わず自信を持ってアピールする所はまさにイタリアですね!日本は謙虚さが美徳とされているので全く正反対の考えです。
イタリアのオリーブオイル生産者はほとんどが家族経営の小規模生産者です。ですからこのようなフェア(見本市)には家族総出で頑張っているブースが多いです。今回も可愛いお手伝いの女の子がいました。
彼女の小学校では折り紙と日本語の授業があって、私の入場証に書いてあった名前を上手に読んでいました。色々とお話をして頂いたお礼に折り鶴を折ってあげたら、とっても喜んでくれました。本当に可愛い子で、
「とってもかわいらしいお嬢さんですね!」と、彼女のお父さんにはなしかけると今まで真剣な顔でオリーブオイルの話しをしていた顔が、優しく甘〜い顔になって、彼女の肩を抱きながら、オリーブオイルを褒めるより嬉しそうにしていました。

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