オリーブオイル用語集
オリーブオイルに関係する用語の説明です。
用語
| CAAE | スペイン・アンダルシア 州政府有機認定機関。 |
| DOP | 原産地保護名称(イタリア)。EUのPDOと同じ意味。決められた地域で栽培・生産・加工されなければその地域の名称を名乗る事は出来ない。現在、イタリアでは36のDOPが認証されている。 |
| HDL(善玉コレステロール) | high-density-lipoprotein(高比重リポタンパク質)。余分なコレステロールを回収し肝臓へ運び再利用させる働きやLDLの酸化を防止する働きがある。 |
| IGP | 保護指定地域表示(イタリア)。DOPよりも規定が緩やかでその地域での生産・加工・仕上げ、または仕上げを行った製品。現在イタリアのオリーブオイルIGPはトスカーナのみ。 |
| LDL(悪玉コレステロール) | low-density-lipoprotein(低比重リポタンパク質)。コレステロールを運ぶ役目があり、必要な成分だが、増えすぎると血管にたまり動脈硬化の原因となる。最近では通常のLDLではなく酸化されたLDLが悪影響を与えているという研究がされている。 |
| エキストラバージン | 酸度が0.8%以下のオイルのこと。 |
| オーガニック | 無農薬・有機栽培で生産された製品。また認証を取得するには厳しい規定をクリアし、日本ではJAS規格の認定を受ける必要がある。 |
| オレイン酸 | 一価不飽和脂肪酸。酸化しにくく、HDL数値を維持し、LDLの数値を下げる働きをする。 |
| クロロフィル | オリーブオイルの微量成分の1つで緑色の色素。 |
| 抗酸化物質 | ビタミンEやポリフェノールなどが代表で、体に出来た過酸化物質を減らす作用がある。 |
| コールドプレス | 28℃以下でオリーブオイルを搾る事。温度が高いとオイル分の抽出は容易で量も取れるが、酸化や香り成分などが減少し高品質は望めない。 |
| コレステロール | 体の構成や働きには必要であるが、悪玉コレステロールが増えると動脈硬化など血液疾患を誘発する。 |
| シノレア法 | オリーブオイル搾油方法の1つ。よくすり潰したオリーブのペーストにスチール盤を差し込み引き上げると盤の表面に油分だけが付着する。この付着した油分を集める方法。スプーンなど金属製の食器に油分だけが残るのと同じ原理。(パーコレーション法と同等) |
| テイスティング | ワインのように香りや味わいを分析し表現すること。 |
| テーブルオリーブ | オリーブの果実を塩漬けやオイル漬けにし、更に様々な味を加えたもの。そのまま食べても、料理に使っても良い。 |
| パーコレーション法 | オリーブオイル搾油方法の1つ。よくすり潰したオリーブのペーストにスチール盤を差し込み引き上げると盤の表面に油分だけが付着する。この付着した油分を集める方法。スプーンなど金属製の食器に油分だけが残るのと同じ原理。(シノレア法と同等) |
| パネルテスト | 国際オリーブオイル協会認定のオリーブオイルマスターによる官能検査。エクストラヴァージンオリーブオイルはこの検査が義務づけられる。 |
| ビタミンA(βカロテン) | 脂溶性ビタミン、抗酸化物質の1つ。主に皮膚や粘膜に作用しメラニン色素の発生を抑制する。 |
| ビタミンE | 脂溶性ビタミン、抗酸化物質の1つ。体内の活性酸素の働きを防ぐ作用をする。 |
| ビタミンK | カルシウムが骨に沈着するために必要な物質。動脈や腎臓ではカルシウムの沈着を防ぐ作用、つまりカルシウムの調整を助ける効果がある。 |
| ピッカンテ | イタリア語で「辛い」という意味で、オリーブオイルでは喉にピリッとくるオイルのこと。 |
| ピュアオイル | 精製したオリーブオイルと搾っただけのバージンオイルをブレンドしたオイル。 |
| フラントーイオ | イタリア全土、特にトスカーナなど中部で多く生産されているオリーブの品種名。搾られたオイルは緑色が強く青草の香りが特徴。 |
| ポマース | オリーブの果実からオリーブオイルを搾油した後の固形分、つまり滓の事で、日本語ではザンサとよばれる。 |
| ポリフェノール | 抗酸化物質の1つ。動脈硬化予防に有効と言われている。ポリフェノールの種類は非常に多く、オリーブオイルに含まれるポリフェノールは赤ワインや緑茶とは異なる。 |
| モライオーロ | トスカーナ地方、ラツィオ地方、ウンブリア地方で主に生産されるオリーブの品種。 |
| ランパンテ | 品質の劣るオリーブオイルの事で食用には向かない。イタリア語のランパダ=ランプの意味からこの名前が付いたと言われている。 |
| リノール酸 | 多価不飽和脂肪酸。酸化されやすく、LDLの数値を下げるが、HDLも同時に下げてしまう。 |
| リファインド | 精製のこと。 |
| 圧搾 | オリーブの果実をペースト状にし、円盤状のディスクに広げ上から圧縮して搾る方法。 |
| 遠心分離法 | オリーブオイル搾油方法の1つ。ステンレスの破砕機(ミキサー様)でオリーブの果実を破砕・ペースト状にする。油分と水分の分離を容易にするため加温・加温水し更に攪拌する。その後デカンターと呼ばれる遠心分離機で油・水分・固形分(ポマース)に分けられる。 |
| 官能検査 | 国際オリーブオイル協会認定のオリーブオイルマスターによる官能検査。エクストラヴァージンオリーブオイルはこの検査が義務づけられる。 |
| 結晶化 | オリーブオイル中に不純物が含まれている場合、低温下でそれが白く固まる状態。無濾過のオリーブオイルほどなりやすい。 |
| 抗酸化作用 | 活性酸素の働きを防ぐこと。活性酸素とは、加齢やストレス、喫煙、紫外線の影響などから体内に溜まる物質のこと。 |
| 国際オリーブオイル協会 | 1959年に設立されたスペイン・マドリッドに本部を持つ国際的組織。オリーブやオリーブオイルの国際品質基準の制定や貿易、生産の改善、普及活動などを世界レベルで行っている。主な加入国はEUをはじめ中東諸国など。 |
| 搾油 | 果実を単に潰して搾るだけで油を抽出する方法。他の多くの油脂に用いられる種子を原料として加熱や精製などにより抽出する方法と区別している。 |
| 酸化 | 光・温度・空気に触れる事により過酸化脂質が発生すること。 |
| 酸度 | 遊離脂肪酸の含有量。オリーブオイルに関してはオレイン酸1g中の遊離脂肪酸の含有量を測る。 |
| 遮光 | 光や紫外線によって変質するのを防ぐため、光を通さないように容器に緑や茶色の色を付けること。 |
| 清澄 | 搾油後のオリーブオイルには不純物が多く含まれるため、ステンレスタンクなどで澱を沈めること。 |
| 粗砕 | 搾油工程でオリーブの果実を粗く潰し刻むこと。 |
| 地中海式ダイエット | アメリカのキース博士によって、健康に生活を送るための食物摂取の方法や生活習慣の方法が提唱された健康生活法。決して痩身ダイエット法ではない。 |
| 伝統的抽出方法 | オリーブオイルの搾油法の1つ。主に石製の大きな円形破砕機でオリーブの果実を破砕・ペースト状にし、それを円形のマットに薄く広げて圧搾機に重ねる。その後下方から圧をかけ、ゆっくりと搾る方法。 |
| 劣化 | エクストラヴァージンオリーブオイルにおいては主に光り・熱・空気接触による酸化で品質が悪化したこと。 |